「第一子の子育てに2170万円かかる時代」から考える、家づくりとお金の話
- 中川工務店
- 10月24日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
中川工務店 専務の中川です。
いつも FMヨコハマ「ちょうどいいラジオ」
水曜日のコーナー「ちょうどいい暮らし」(毎週水曜日 8時15分〜)
拝聴いただきありがとうございます。
先日ニュースで、国立成育医療研究センターが発表した調査によると、
第1子を18歳まで育てるのにかかる費用は約2170万円にものぼるそうです。

内閣府が2009年に行った調査よりも約20万円増加しており、
特に生活費の割合が高まっているとのことでした。
▪️物価上昇と生活費の現実
最近は、医療費や保育費は自治体の支援である程度抑えられていますが、
食費・通信費・光熱費など「毎月の生活コスト」が確実に上がっています。
私たちが日々お客様とお話しする中でも、
「教育費を考えると住宅ローンの組み方を慎重にしたい」
「家計にムリのない家づくりを考えたい」
という声をよく聞きます。

▪️「安く建てること」がゴールではない
住宅メーカーや工務店の中には、
「そんなにお金をかけなくても大丈夫ですよ」と、
予算削減を勧めるところもあります。
しかし、実際にそうした提案で建てた家で
後悔された方の声も少なくありません。
特にローコスト住宅を専門とする会社では、
表面上のコストを抑えるために、
見えない部分(断熱・耐久性・メンテナンス性)に影響が出るケースがあります。
その結果、数年後に修繕や設備交換で余計な費用がかかり、
「結局高くついた」という話を聞くことも多いのです。
▪️だからこそ、若い世代こそ“しっかりした家づくり”を
少し前の時代は、住宅にお金をかけすぎないという考え方もありました。
しかし今の時代、私はむしろ若い世代ほど、
しっかりした家づくりをすべきだと思っています。
理由は簡単です。
家は「建てた瞬間が終わり」ではなく、
「そこから何十年も暮らす場所」だからです。
性能や素材にしっかり投資しておけば、
・メンテナンス費用が少なく済む
・光熱費が抑えられる
・家族の健康が守られる
という“未来の安心”を買うことができます。
▪️家づくりは、未来の教育費を守ることにもつながる
断熱性能の高い家は、冷暖房費が年間10万円ほど違うこともあります。
10年・20年と暮らせば、教育費1年分に相当する金額になることも。
そして、補助金を活用して太陽光発電や蓄電池を導入すれば、
実質的に電気代がほとんどかからない暮らしも可能になります。
光熱費にかかっていたお金を、
お子さんの教育や家族のゆとりある時間に回すことができる。
これも“性能住宅”が生み出す、もう一つの大きな価値です。
子どもを育てることも、家を建てることも、
どちらも“未来への投資”
「安く建てる」ではなく、
「長く安心して暮らせる家をつくる」。
中川工務店はその考えのもとに、
お客様の暮らしに寄り添った形で、
資金相談からしっかりとサポートしますので、
一度ご相談に来られてはいかがでしょうか?
追伸:
最近では有り難いことに、
「専務に直接、家づくりや人生相談をしたい」というお客様も増えております。
その場合は事前にお問い合わせいただけるとありがたいです。






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